快適に眠るためにはマットレスが重要って知ってますか?
自分に合っていないと
- ぐっすり眠れない
- 寝たのに疲れた
- 朝、起きると体が痛い
などなんだかスッキリしない体調が続きます。
シャキっと目覚めハツラツとした1日を送るためにも、自分に合ったマットレスを選びましょう!

でもマットレスってどう選べばいいの?
そんな方の為に今回はマットレスを選ぶ時に見てほしい8つのポイントをご紹介します!
ぜひ参考にしてみてください。
マットレスを選ぶ時の8つのポイントとは?

マットレスを選ぶ時に見てほしい8つのポイントとは
- サイズ
- 素材
- 厚み
- 硬さ
- 体圧分散性
- 反発力
- 通気性
- 耐久性
下の表を見て、自分がどれに当てはまるのか確認してみてください。
どんなタイプのマットレスを使用したいのか明確にすることで、その後のポイントも絞り込みやすくなります。
ベッドが必要なタイプ(コイルあり) | ベッドにも床に敷けるタイプ(コイルなし) | 今使っている寝具の上に敷くタイプ | 敷布団 | |
メリット | ・寝心地◎ ・耐久性が高い ・置きっ放しOK | ・寝心地◎ ・ベッド不要 ・ベッドにも使える ・処分が楽 ・収納できるタイプもあり | ・手軽 ・軽い ・比較的安価 ・処分が楽 | ・収納しやすい ・天日干しできる ・収納時は部屋を広く使える ・寝返りで落ちる心配がない |
デメリット | ・コスト高 ・処分が大変 ・重い ・軋み音がある ・部屋の広さが必要 | ・湿気対策必要 ・やや重い ・ベッドを使用するなら部屋の広さが必要 | ・耐久性が低い ・冷えが伝わりやすい ・底付き感がある | ・毎日の上げ下ろしが大変 ・冷えが伝わりやすい ・ダニが好みやすい素材 |
それぞれの特徴を理解して、自分の生活スタイルに合うマットレスを選んで下さいね。
マットレスを選ぶ時のポイント.1【サイズ】

部屋の広さや使用する人数、寝返りの打ちやすさよって必要なマットレスのサイズは変わってきます。
セミシングルサイズ:幅約80~90cm
横幅がシングルサイズよりも小さめで、小柄な女性や子どもに適しています。
部屋が狭くても圧迫感がありません。
シングルサイズ:幅約97cm
大人1人用の一般的なサイズです。
人によっては寝返りを打つときに、少し窮屈に感じるかもしれません。
6畳くらいの寝室だったら、圧迫感を感じることはないでしょう。
セミダブル:幅約120cm
大人1人がゆったり寝られるサイズです。
手足を伸ばして寝たい方、寝相が悪い方におすすめ。
好みの硬さや種類を選ぶ時にも困らない、一般的なサイズです。
ダブルサイズ:幅140cm
大人2人用として一般的なサイズですが、寝返りを打つスペースにあまり余裕がなく2人で寝ると狭く感じる場合があります。
8畳程の広めの寝室なら圧迫感はないでしょう。
クイーンサイズ:幅160cm
大人2人でゆったりと寝ることができ、大人2人と幼児1人の組み合わせでも利用可能なサイズです。
寝室が8畳くらいないと圧迫感があります。
キングサイズ:幅約180cm
大人2人と幼児1人が余裕を持って寝られるサイズです。
かなり大きいので、購入する際は寝室までの導線の幅を測っておきましょう。
マットレスを選ぶ時のポイント.2【素材】

次はマットレスの素材を決めていきましょう!
素材は寝心地を大きく左右します。
素材の種類 | 主な特徴 |
---|---|
ポケットコイル | 寝心地は柔らかめ。体圧分散性に優れていて、複数人で寝るのに適している。 |
ボンネルコイル | 寝心地は硬め。体重の重い人に向いている。横揺れする為、複数人には不向き。 |
低反発ウレタン | 寝心地はかなり柔らかめ。体にフィットし心地良いが、体重の重い方には向かない。 |
高反発ウレタン | 寝心地は硬め。反発力があり寝返りがしやすい。腰痛持ちに向いている。 |
ファイバー | 通気性が良く丸洗いできるのが特徴。寝心地は硬め。 |
ラテックス | 寝具としては100%ラテックス素材が好ましいが、価格が高いものが多い。ゴムでできている為、ECO。 |
さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧下さい。
マットレスを選ぶ時のポイント.3【厚み】

硬さによっても変わりますが、柔らかければ厚みが大きいものを選ぶと思ってください。
今お使いの寝具の寝心地を上げたいなら薄めの「トッパータイプ」と呼ばれるマットレスを選びましょう。
トッパータイプは3cm~5cmくらいの厚さのマットレスです。
床に直に敷いて寝るなら、10cm以上はほしいところ。
それより薄くなってしまうと、寝ている時に底つき感が気になってしまうからです。
体重が軽ければ8cm程度でも良いですが、10cm以上あると心配ないでしょう。

僕は43kgで8cmの厚みのものを使っているよ!
また、厚みがあると床からの冷えが伝わりにくくなるという利点もあります。
ベッドに使いたいなら25cm以上あると安心です。
マットレスを選ぶ時のポイント.4【硬さ】

マットレスには硬いのもや柔らかいものがあり硬さの単位「ニュートン」で示してあります。
このニュートンと体重を照らし合わせて選んでください。
・110ニュートン以上:かため
引用:消費者庁
・75~110ニュートン:ふつう
・75ニュートン以下:やわらかめ
一般的には体重が重ければ硬いもの、軽ければ柔らかいものが好ましいです。
中には「反り腰」と言って腰が通常より反っている方もいます。
そんな方には目安より少し柔らかいものがおすすめ。
大切なのは〈マットレスに対して真っ直ぐな寝姿勢で居られるか〉です。
マットレスと体の間に隙間ができないようにしてくださいね。
※ニュートンは商品よってかなりバラツキがあります。(プロファイル加工のものや、2層構造のものなど)
ネットで購入する場合は鵜呑みにせず、口コミもよく確認しましょう!
マットレスを選ぶ時のポイント.5【体圧分散性】

体圧分散性の高ければ、バランス良く体重が分散されています。
特定の場所に負荷がかかっていると血流が圧迫され、そこに痛みが生じてしまうのです。

体圧分散性がいいマットレスはどうやって見分けるの?

それはズバリ低反発ウレタンマットレスだよ!
具体的には体とマットレスの隙間をなくしてあげると体圧分散性が良くなるため、低反発マットレスがおすすめです。
マットレスを選ぶ時のポイント.6【反発力】

反発力とは跳ね返ってくる力のことで、寝返りのしやすさに大きく関わってきます。
上記で体圧分散性には低反発マットレスがおすすめと言いましたが、低反発マットレスは寝返りが打ちにくいというデメリットがあり反発力に欠けます。
そこでおすすめしたいのが2層や3層構造のマットレス。
上の層は柔らかめのマットレスで体圧分散性を高めつつ、下の高反発マットレスで反発力を上げる作戦です!

僕が使っているマットレスも2層構造!
試し寝ができるのが1番いいですが、できない場合は下記を確認してみてください。
- 多層構造なら上の層は低反発ウレタンが使用されているか
- 多層構造じゃないならプロファイル加工してあるか
ウレタンではないものがほしいなら、ポケットコイルマットレスがおすすめですよ!

試し寝してみたけど、プロファイル加工してあるとかなり柔らかさが違うよ!
その他、多層構造でおすすめマットレスはこちら
2層構造!スポーツ選手も愛用の【エムリリー優反発マットレス】

マットレスを選ぶ時のポイント.7【通気性】

通気性の悪いマットレスはカビや雑菌が溜まりやすく、健康を害してしまう可能性があります。
そんなマットレスで寝たくないですよね。
おすすめは「ファイバーマットレス」と、「ボンネルコイルマットレス」です。
特にファイバーマットレスは丸洗いできるので、カビや臭いもリセットできますよ!
また、ウレタンに小さな穴が空いているもの(オープンセル加工)や表面が凸凹に加工されているもの(プロファイル加工)もおすすめです。
通気性を良くするために、空気の通り道が作ってあるタイプです。
マットレスを選ぶ時のポイント.8【耐久性】

マットレスは決して安いものでは無いので、長く使いたいもの。
そこで見てほしいポイントが耐久性です。
マットレスの耐久性は素材によって異なりますが、おおよその年数はこちら。
ポケットコイル | ボンネルコイル | ウレタン | ファイバー | ラテックス | |
耐久年数 | 7~10年 | 8~10年 | 3~5年(低反発) 6~8年(高反発) | 6~8年 | 6~8年 |
またJIS規格で定められたテストをクリアした旨の説明があれば安心です。
JIS規格ではマットレスに加圧を繰り返し、マットレスのへたり具合をテストしている為、テストをクリアしたマットレスはへたりにくいと言えます。
参考URL:日本ウレタン工業協会
また、ウレタンマットレスの場合はマットレスの密度が耐久性と関係しています。
密度は「D」で表記されていて、数字が大きいほど耐久性が高いです。
マットレスを選ぶ時の8つのポイント:まとめ

今回はマットレスを選ぶ時のポイントを
- サイズ
- 素材
- 厚み
- 硬さ
- 体圧分散性
- 反発力
- 通気性
- 耐久性
の8つに分けてご紹介しました。
8つ全てをクリアするのではなく、あなたが重要視するポイントをかいつまんで選んでくれたらと思います。
少しでも気持ちよく、快適に眠れますように!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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